2011年10月21日金曜日

マイケルジャクソン This is it を観て




マイケルジャクソン 「This is it」 を観て

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド® 代表の佐々木です。

このところ、知的財産権関連のお堅い内容のブログでしたので、今回は、映画の話をします。

昨日、マイケルジャクソンの「This is it」を観てきました。これをお読みになっているお客様の中にも、多くの方がご覧になったと思います。

幻の7月ロンドン公演のリハーサル模様や、ロンドン公演のバックスクリーンで使うPVです。今年の3月から6月までに撮影されたものです。

私は、マイケルジャクソンの熱狂的なファンという訳ではありませんが、マイケルジャクソンが亡くなってから、数枚のCDを買い、ジャクソン5、ジャクソンズ、ソロの各時代のサウンドをここ最近聞いていますが、今聞いても、かっこよく、魂を揺さぶられる名曲ぞろいだなと、改めて感じています。

ここ10年くらいは、つまらないゴシップ記事ばかりが目立ち、本来のアーティストとしての才能にスポットが当たることがありませんでした。あれだけマイケルジャクソンを叩いていたマスコミは、手の平を返し、賞賛の嵐。

あの世のマイケルジャクソンは、今頃何を想っているのでしょうか。

そう言えば、マイケルジャクソンが亡くなった翌日の日経新聞に、宇宙空間で、地球をながめながら、あの世のマイケルジャクソンが月の上でムーンウオークをしている風刺画が掲載されておりました。なかなか、ウエットに富んでいる内容です。

マイケルジャクソンといえば、Thrillerや、Beat it、そして、「フォー」という激しいシャウトをイメージしてしまいますが、バラードにも心揺さぶられる名曲があります。Heal the word, Ben, 等です。これらの曲を聴いていると、マイケルジャクソンはやさしい人なんだなと感じることができます。

「This is it」は、リハーサルというよりも、ロンドン公演のコンサート会場のアリーナ最前列にいるような錯覚を何度も覚えました。数々の名曲がズラリと揃い、マイケルジャクソンが魂を込めて歌とパフォーマンスをしていました。あれだけ世界の精鋭が揃ったバックダンサーがいる中でも、50才のマイケルジャクソンが一番踊りがウマイのです。恐るべしマイケルジャクソンです。

Beat itは、Van Halenのギターソロが有名ですが、「This is it」では、女性のギターリストが弾いており、これがまた格好良く、ステージが盛り上がります。仕事柄、どうしても、アンプは何だろうとか、真空管は?とか考えてしまいますが、詳細はもちろん確認できませんでした。

マイケルジャクソンが生きていてロンドン公演が行われていたとしても、映画館で上映されることは無かったはずですから、これだけの大スクリーンと大音響で聴ける「This is it」は、ファンならずとも、貴重な体験です。

ご覧いただいていない方は、一生に一回のチャンスですので、是非ご覧ください。このクオリティと感動で1800円は安いです。間違っても、DVDが発売されてから観るなんてことはおっしゃらずに、映画館へ足を運びましょう。

かくゆう私も、あと1回は、観に行くつもりです。

できるならば、音響が良い映画館を選んでください。なんといってもコンサートですから。

マイケルジャクソン 良い音楽をありがとう。

2009.11.10                                     

Good music !

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