2011年10月21日金曜日

第3回バンド応援PRJ bloom field ギタリスト平松永吉 様へ真空管発送!




第3回バンド応援PRJ bloom field ギタリスト平松永吉 様へ真空管発送!

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。

第3回バンド応援プロジェクトで応援させていただいているバンドbloom fieldのギタリスト平松永吉様

へ一昨日真空管を発送させていただきました。

平松様は、以前から弊社をご利用いただいており、すでに、逆バイアス調整済みなので

そのときの測定データを保管しております。

従いまして、通算2回目のご利用となりますため、前回の測定データに応じた真空管をセレクトし、即時発送となりました。

話を戻し、今回対象のギターアンプのスペックをご紹介します。

[ ギターアンプメーカ・型番 ] victoria

[ パワー管の型番・ブランド・本数 ] 5881 TUNG-SOL 2本マッチ 中パワー 真空管MX22

[ プリ管の型番・ブランド・本数 ] 12AX7 TUNG-SOL 3本マッチ 高ゲイン 真空管MX13

[ 整流管の型番・ブランド・本数 ] 5AR4/GZ34 JJ 1本双極マッチ 真空管MX39

これらの真空管は、最近、弊社からご購入いただいたもので、私のセレクションです。

今回は、予算の制約が一切ありませんので、このセレクションをどこまでグレードアップできるかというおもしろい展開になりそうです。

そして、平松永吉様からのリクエストは、つぎの通りです。

[ 現状の音で気になる点 ]

この企画を知る半月ほど前に真空管を変えました・・・(笑)

エージングが新しいものでは音質がやはり堅い印象がありました。

一度出来るならばしてみたかった、エージングの体験をさせてください。

[ 目指したい理想サウンド ]

ピッキンッグが素直に出るサウンド。

今までのものも十分すぎるほどあるんですが、それ以上の奥行きのあるローとハイ。ツヤ感。持ち上がるね撥強さ。

平松様とお電話でお話をさせていただき、使ってみたいプリ管をお尋ねすると、Mullard,Ei,そして、デフォルトで使われていた5751がご希望で、あとは、ECC803S TUNG-SOLをセレクトすることにしました。

問題は、パワー管は、デフォルトの6L6(5881)系ではなく、私のたっての希望で、KT66をお奨めしてみたいというものでした。

しかしながら、KT66を使うためには、物理的なハードルをクリアしなければなりません。

つまり、KT66は、6L6系よりも管径が53mmと太いため、ソケット間の中心距離がそれ以上なければ、干渉しあって実装できません。早速、平松様に中心距離を測定していただいたところ、70mmあり、無事クリア。

ということで、今回は、美しいフォルムのGOLD LION KT66と、TUNG-SOL KT66という、KT66対決という興味深いセレクトとなりました。

今回はつぎの組み合わせの真空管を送らせていただきました。

真空管

画像にはありませんが、整流管は、現在JJをご使用されておりますので、別傾向のSovtek 5AR4をセレクトしました。

バンド応援プロジェクト史上初のKT66は、どんな結果になるやら楽しみです。

【bloom field のご紹介】

エントリー番号 03-007
エントリー日 2011/5/10
バンド名 bloom field
活動年数 16年
構成人数 3名
プロフィール bloom fieldの求める音はいつ何時も、土臭く人間くさく。その時々の音と遊べるバンド。スリーピースの楽しみを見つけ出そうと 日々がんばっております。全国津々浦々楽しい場所(北海道~沖縄まで)にどうぞ。

結成1996

現在2011

You Tube

楽曲のご紹介
http://www.youtube.com/watch?v=MkIVXtUrDjE
バンドHP Bloom Field
真空管交換レポート Comming Soon!

第4回バンド応援プロジェクト(2011.6.1-6.30)の募集をしておりますので、多数のご応募

をお待ちしております。

2011.6.21                 

Good music !

(c) 2011 VINTAGE SOUND

まずはお電話ください。 メールで真空管の質問をする

パワー管交換の前に見て下さい。

オーダーメイドの「真空管選び