真空管交換レポートVol.1 >>> MARSHALL JCM2000 TSL100 編 by VAIRUS kenji様
こんにちは、真空管専門店のヴィンテージサウンド代表の佐々木です。
第1回 バンド活動応援プロジェクトで真空管をご提供させていただいたVAIRUSのギタリストkneji様より、真空管交換レポートをいただきましたので、ご紹介いたします。
【真空管交換前の基本データ】
[ ギターアンプメーカ・型番 ] MARSHALL JCM2000 TSL100
[ パワー管の型番・ブランド・本数 ] EL34 4本
[ プリ管の型番・ブランド・本数 ] ECC83 4本
[ 整流管の型番・ブランド・本数 ] なし
[ 対象ジャンル ] ロック
[ 現状の音で気になる点 ] 音が硬いためオーバードライブをブースター代わりに入れて丸みを出しています。できればエフェクターなしで角の取れた音が出したいです。
[ 目指したい理想サウンド ] 中音域が太くやわらかい感じの音、それでいて抜けの良い音
また、kenji様とは直接お電話にて、お話させていただき、希望サウンドを十分に伺った上で、適切なパワー管とプリ管を複数種類送らせていただきました。
VAIRUS kenji様の交換レポート
以下、kenji様の交換レポートです。
まずは、You Tubeにて、動画レポートをご覧ください。
【交換前の状態】
音が硬いのが気になる。
【セッティング】
MARSHALL JCM2000 TSL100
プレゼンス 1
トレブル 1
ミドル 10
ベース 10
ゲイン 4
【交換後感じた事】
音が太くなって輪郭がはっきりしました。さらにパワーアップ!ゲインも増えました。
粘りも出た感じがします。
今まで真空管を他のマーシャルで2回変えていますが、
ここまで変化するとは思いませんでした。
TUNG-SOLも良いですが、Mullardの方がさらに太く、歪みますね
残念なのはビデオ映像として録画された物を見ても実際の違いが旨く伝わりにくい事です。
カメラのマイクの性能もありますし、まず音圧感、その他は生音でしか伝わらないと思います。
音の硬さに関しては以前より角が取れた感じもします。
スタジオで使用してみたら、メンバーがいつもと違う音に気が付きいました。
今までとは違ったグレードアップしたマーシャルが手に入った事に感謝致します。
写真は交換前の状態と交換してバイアス調整している様子です。
【交換前の様子 パワー管はMarshall EL34 純正管】
【交換後の様子1 TUNG-SOL EL34】
【交換後の様子2 バイアス調整】
最終的には、つぎのパワー管とプリ管をご提供させていただきました。
12AX7 Mullard 4本マッチ 高ゲイン 真空管PX13 【送料無料】31,300円
EL34 Mullard 4本マッチ 中パワー 真空管PX22 【送料無料】 27,100円
【VIRUS プロフィール】
エントリー番号 | 01-002 |
エントリー日 | 2010/12/14 |
バンド名 | VAIRUS |
活動年数 | 6年 |
構成人数 | 5名 |
プロフィール | 大分県発の現役オリジナルジャパメタバンドです。 メロディアス&ハードがモットー 年に4回ほどライブを続けています。 |
You Tube 楽曲のご紹介 |
http://www.youtube.com/watch?v=UfJxW43afYg |
バンドHP | ![]() |
2011.4.11
Good music !
(c) 2011 VINTAGE SOUND