ちょっと待って、ギターアンプを修理に出す前に読んで!(その1)
こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。
ギターアンプを修理に出すと、ステキな金額の見積もりをもらうことがありますね。見積もり書の内訳を見ると、技術料、真空管パーツ代、送料等となりますが、なんでこんなに高いのかと思った方は、多いのではないでしょうか。
特に、自社で修理できない楽器店は、輸入代理店に丸投げしますので、中間マージンやらなにやらで、目が飛び出るくらいの見積もり金額も珍しくありません。
もちろん、ギターアンプが直ることに越したことはありませんが、できるだけ、無駄な出費を控えたいというのも人情です。
ヴィンテージサウンドでは、真空管販売業がおかげさまで好調のため、マンパワー不足でアンプのメンテナンスを休止しておりますが、電話でのご相談中に遠隔メンテナンスで直してしまうことがあります。
遠隔メンテナンスですから、電話で「パネルを外してください」、「2本目の真空管を抜いて、3本目と入れ替えてください」等のアドバイスをしながら、お客様に原因を突き止めていただくのです。
原因が真空管であるならば、お客様自身で真空管を交換すれば、技術料ゼロで、実費(真空管代金)だけで修理完了となります。
このように、ギターアンプを修理に出す前に、お客様側でやれることが結構あり、ポイントを押さえれば、かんたんに原因を究明することができ、しかも、メンテナンスコストを低減することができるのです。
次回からは、賢く節約して楽しいギターライフを送るための修理ノウハウを公開してゆきます。
2010.6.15
Good music !
(c) 2010 VINTAGE SOUND