こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。
真空管アンプで発生するトラブルのワースト1は、なんといっても、ノイズです。
ノイズと一口にいっても、連続的、間欠的、真空管が暖まった頃に必ず発生するもの、ボソボソ、ブーン、ガサゴソ、ザー、ギャー等という具合に発生タイミング、現象が千差万別です。
そのほとんどは、真空管が原因となっているため、発生箇所を特定して交換すれば解決できます。
ここで、やみくもに交換する前に、コストゼロで即効性が高い対処方法をシェアします。
ノイズを確認したら、まずは、真空管の実装位置を変えるとともに、2、3回抜き差ししてください。
この作業中は、電源をオフにして、感電に注意しましょう。
これだけで、ノイズトラブルの2、3割は解決できます。
これは、真空管のピンとソケットとの間の接触不良によるノイズ発生の場合に効果的です。
ピンとソケットとは相性があるため、実装位置を変えたり、接触状態を変えることにより、接触不良を解消するという訳です。
この対処方法は、ノイズ以外にも、音量が変動する等のトラブルにも効きます。
これも立派な真空管メンテナンスですので、自分でできるようにしましょう。
次回は、ギターアンプにおけるノイズ対処方法をシェアします。
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