2012年4月10日火曜日

修理店にアンプの真空管交換を依頼をする際に忘れてはいけないこと(その1)

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。

真空管式のギターアンプやオーディオアンプを使っていると、いずれ真空管の交換時期がやってきます。

通常は、修理店(楽器店やオーディオ店等)にアンプを持ち込んで交換依頼をすることが多いと思いますが、思わぬ落とし穴がありますので、シェアしたいと思います。

その落とし穴とは、アンプが戻ってきて意気揚々と音出ししてみると、前と全然違う音になっていた、かえって、前のほうが良かった、ということが以外と多いのです。

原因は、単純明快で、交換前後で真空管ブランドが変わったことです。

真空管は一眼レフカメラのレンズに相当しますので、同じ規格KT88等であっても、ブランドによって構造、材質が異なるため、周波数特性が変化します。一眼レフカメラのレンズを交換することで、色味やボケ味の変化を楽しめるのと同様に、真空管の周波数特性をうまく利用すると、好みのサウンドに仕上げることができます。

がしかし、修理店によっては、真空管に対する造詣がなく、何のコンセプトもなく、電気部品の一つくらいの感覚で交換されると、上述のような悲しい事態となります。

真空管アンプは、電子工学上の増幅器である前に、楽器の一部という感性があるかどうかによって、修理結果が違ってきます。

次回は、依頼者が注意すべき点についてシェアしたいと思います。

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Good music !

(c) 2012 VINTAGE SOUND

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