2012年4月24日火曜日

真空管から見たタイタニック3D(2)

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。

マルコーニは、船会社に対して、無線設備と無線通信士をセットにして今でいうリース販売しました。

これは、船舶無線通信を独占的に支配するという意味で賢い方法です。

おそらく、マルコーニの無線設備の操作方法やメンテナンス方法を、自社の無線通信士のみが知りうる状況にして、第三者が模倣できないようにする戦略だったと推測されます。

コピー機のリース契約と似ています。

マルコーニは当時としては法外と言えるくらいの契約で莫大な資金を手に入れ、それを使って、いよいよ真空管の製造に乗り出します。

タイタニック事件のあと、数年で真空管時代が到来し、産業の花形となってきます。

機を見るに敏だったマルコーニは、イギリスで真空管製造を手掛けた後、ラジオ放送も開始します。後には、カナダでも真空管を製造します。

一方、1919年に米国では、マルコーニの脅威に対抗すべくRadio Corporation of Americaという真空管会社が設立されます。

かの有名なRCAです。

この会社のおかげで、タイタニック事件から100年後の今でも、RCAのヴィンテージな音色を楽しむことができるのです。

画像の左側がマルコーニ(カナダ製)、右側がRCAです。もちろん、両方共に本物オリジナルです。

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Good music !

(c) 2012 VINTAGE SOUND

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