こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。
先日、映画館でタイタニック3D版を鑑賞してきましたが、興味の対象は、ジャックでもローズでもなく、どんな無線設備を使っていたのだろうかという点でした。
無線好きが高じて現在に行き着いた身の上としては、100年も前の通信手段に興味津々です。
映画の中では、沈没が避けられない状況になってから、スミス船長が無線通信士に遭難信号CQDと、タイタニックの位置をモールス打電するように指示しておりました。
この時代には、真空管式の無線設備はまだ実用化されておりませんので、送信機として火花式、受信機としてコヒーラ検波器という極めて原始的な無線設備でした。
電波というよりも、雑音のような電磁波を断続させて、モールス符号とする設備です。
この火花式送信機から発せられる電磁波には、周波数という概念がないため、混信がひどく、同時に複数台の送信ができませんでしたが、北大西洋を渡って無線通信ができたことは画期的でした。
この無線設備を実用化したのは、イタリア人のマルコーニでしたが、有線モールス網が構築されていたため、イタリア政府には見向きもされませんでした。
そこに手をさしのべたのがイギリス政府で、さすが世界各地に植民地を有する国です。遠隔通信の重要性がわかっていたのでしょう。
その後、マルコーニは、イギリス政府の支援を受けながらマルコーニ無線電信会社を設立しました。
次回は、マルコーニのビジネスモデルについてシェアしたいと思います。
【効きすぎに注意!即効薬シリーズを無料公開中です】
全員に18000円分の真空管聴き比べライセンスをプレゼントします。
■ギタリスト、オーディオファイル向け「真空管アンプの即効薬」
■ケトナーオーナー向け「Hughes & Kettnerの即効薬」
Good music !
(c) 2012 VINTAGE SOUND