2011年11月17日木曜日

真空管交換レポートVol.11 >>> Diezel VH4編 by razors edge TAKA様

真空管交換レポートVol.11 >>> Diezel VH4編 by razors edge TAKA様 

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。

第3回 バンド応援プロジェクトで真空管をご提供させていただいたrazors edgeのギタリストTAKA 様より、真空管交換レポートをいただきましたので、ご紹介いたします。

※本レポートは、早期にいただいていたのですが、HPへのアップが遅れましたことをお詫びいたします。

ギタリストTAKA 様

ギタリストTAKA 様 近影

【アンプの基本データ】

[ ギターアンプメーカ・型番 ] DIEZEL VH4

[ パワー管の型番・ブランド・本数 ] TUNGSOL

[ プリ管の型番・ブランド・本数 ] 12AX7

[ 整流管の型番・ブランド・本数 ] なし

[ 対象ジャンル ] ロック

[ 現状の音で気になる点 ]

DIEZELはもう少しミッドハイに元気が欲しい。 レクチはミッドよりにザクッと歪んで欲しい。

[ 目指したい理想サウンド ]

ザクッと歪むサウンド。チューブスクリーマーをかけた音が好みですが、チューブスクリーマーを間に挟むとノイズが酷いのと音が引っ込みす

ぎる。後、足下に置くのが苦手なんで。

TAKA様とは直接お電話にて、お話させていただき、希望サウンドを十分に伺った上で、パワー管を逆バイアス調整すべく、真空管一式を発送していただくようお願いをして受話器を置きました。

それから、数日後、TAKA様から真空管一式が到着しました。

逆バイアス調整後、私が厳選した真空管一式を発送いたしました。

razors edge TAKA様の真空管交換レポート

それから、TAKA様からのレポートが届きました。

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今回の使用した機材です。

GUITAR esp EX - 440LTD

PICK UP duncun Custom Custom™ SH-11

シールド BELDEN 8412

AMP HEAD Diezel VH4

キャビネット MESA BOOGIE

試奏場所@OSAKA LIVEHOUSE PANGEA  &@STUDIO MAX  本町店の2カ所で試しました。

(吸音、電圧の関係のため)

ギタリストTAKA 様 スタジオ

ギタリストTAKA 様 使用機材

ヴィンテージサウンドの佐々木サンとの付き合いはかれこれ5年。

今回のプロジェクトに関して真空管のチョイスは日頃の音ニュアンスをお伝えしてるのでお任せしチョイスして頂きました。

そして送って頂いたのは

☆パワー管

EL34 Mullard中パワー PX22

EL34 Mullard中パワー PX22

KT77中パワー

KT77中パワー PX22

☆プリ管



12AX7 EI中ゲインヴィンテージ管

12AX7 EI中ゲインヴィンテージ管

12AX7Mullard 高ゲイン

E803S JJゴールド 高ゲイン

E803S JJゴールド 高ゲイン

では僕が聞いた感想です。

○パワー管Mullardプリ管Mullard

レンジが広く男らしいサウンドで太さがありlowもしっかりでる。

MID-LOW好きにはたまりません。

○パワー管Mullardプリ管EI

くいつきがよく、少し固めだが音の輪郭がはっきりしている

かといっておとなしい感じではなく、歪みも程よくやんちゃな感じで

全体的に派手に聞こえました。

○パワー管Mullardプリ管JJ803S

パワー管Mullardプリ管EIのやんちゃ感よりもう少し若いやんちゃ感(笑)

他の組み合わせよりローはおとなしめ。

MID-HIからHIにピークがあり,

ギターの抜ける音域があるので

BANDであわせると存在感が有る位置にもっていきやすのでは。

○パワー管KT77 プリ管Mullard

レンジも広くmid-hiにピークがあり立ち上がりもよかったです。歪みも

程よく暴れていて、弾いていて気持ちのよいサウンドでした。

○パワー管KT77 プリ管EI

レンジは今回の中で1番広くバランスも非常によかったです。

くいつきもよく単音の抜けはすばらしい!

歪みは若干きれいめでコード感もしっかり聞こえてきました。

○パワー管KT77 プリ管ECC803

レンジは狭めだがこれぞギターって感じでMID-HIのピークが

ガツンとくるサウンドでした。LOうぁ少しおとなしめだが

1本筋が通った音の印象がありました。

以上です。

そして現状で使っていたのは

パワー管TUNG-SOL

プリ管は色んな種類のごちゃ混ぜ(笑)

現状使っている上のラインナップで弾くと

貧粗でした。。。

今回すべて試させて頂いたものすべてにいえる事なんですが

”バランス”が非常にいい!

音の飛び出し方(レスポンス)もかなりいい!

音って言葉や文章にすると難しく人それぞれ感じ方は違うと思います。

音を鳴らす環境(LIVEHOUSE、STUDIO,等)

電圧や吸音や跳ね返り。

人に分かり易く伝えるのに数字(何kHzとか)

で表すのも一つの方法だと思います。

でも、やっぱり自分で弾いて気持ち良い音は、やってみないと分からないもんです。

今まで佐々木さんに出会うまでは真空管で相当無駄なお金を使ってしまってました。

某サイトで購入しいざアンプリペアさんにもっていって

真空管の数値を計ってもらったらパワー管なのにバラバラ。

使い物にならないものも。

僕の場合自分が好きなBANDを佐々木さんに聞いてもらって

それから電話で何回も打ち合わせをさせてもらってます。

僕らのBANDは年間60本〜80本近くLIVEをやるので、もちろんコスト面も考えて相談にさせて頂いてます。

逆バイアスシステムや電話番号がフリーダイヤルなど、本当に親身になって考えてくれるヴィンテージサウンド。

これからもお付き合いお願いします。

ひじょーに今回楽しかったです!

あと、ヴィンテージサウンドの回しものではありませんので(笑)

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TAKA様、直感的で他のギタリストの皆様にも伝わりやすいレポートをいただきありがとうございました。

Good Music!

2011.11.14

(c) 2011 VINTAGE SOUND


少しでも気持ちよくてカッコいい音を一秒でも長く出したいというギタリストだけ見てください。


目の前で歌っているかのような生々しさと艶のある歌声を実現するための特別なノウハウを惜しげもなく伝えます。

まずはお電話ください。 メールで真空管の質問をする

パワー管交換の前に見て下さい。

オーダーメイドの「真空管選び


2011年11月14日月曜日

第3回 ギタリストのための真空管聴き比べセミナー 満席となりました。

第3回 ギタリストのための真空管聴き比べセミナー 満席となりました。 

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。

11月23日(祝日)開催の第3回真空管聴き比べセミナーが10日も残して満席となりました。

お申し込みをいただいた皆様に感謝いたします。

第3回は、スタジオノア 高田馬場店に常設してあるMarshall JCM2000 EL34を使って、真空管の聴き比べを実施します。

いわゆるマーシャルサウンドを、真空管だけでどれだけ変化させることができるか、いいかえると私が提唱するサウンドデザインを目の前で披露することができるため、今から楽しみです。

今回も、希望者には試奏していただく時間をとってありますので、体験されたい方は、愛用のギター持参でお越しになると良いと思います。

少し、気が早いですが、今日から第4回のセミナーのご案内と申し込み受付をさせていただきます。

【第4回ギタリストのための真空管聴き比べセミナー】

12月23日(祝) 13:10-15:10

スタジオノア 高田馬場店

先着20名様

第4回は、同店常設のヒュース&ケトナーアンプを使って、聴き比べ予定です。

12月23日 ヒュース&ケトナーアンプの聴き比べセミナーのお申し込みはこちら

過去のセミナーの様子はこちら

Good Music!

2011.11.14

(c) 2011 VINTAGE SOUND

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オーダーメイドの「真空管選び


2011年11月1日火曜日

実は、サイトリニューアルの真っ最中なのです。

実は、サイトリニューアルの真っ最中なのです。

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。

もうお気づきかも知れませんが、最近、うちのサイトのデザインが変わったと思いませんか?

以前より、洗練され、格段に見やすくなったと思います。

何を隠そう、以前はデザイン力ゼロの私が作っていたので、ごちゃごちゃしていたのです。

それに対して、今のデザインは、6月からヴィンテージサウンドのメンバーとして入社のTakenouchiデザイナーの手によるものです。

やはり、餅屋は餅屋ということで。

リニューアルはまだ時間がかかりそうですが、年内にはどうにかしたいと思っています。

Good Music!

2011.10.4

(c) 2011 VINTAGE SOUND

感動のギタリストのための真空管聴き比べセミナーの詳細はこちら 真空管選びに迷ったら、業界一親切な真空管ソムリエが親身になって一緒に真空管を選んでくれます。
初心者限定 真空管ヘルプデスク 中上級者限定 真空管ヘルプデスク

リクルートのDNAと真空管との以外な関係




リクルートのDNAと真空管との以外な関係

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。

今日は、ちょっと切り口を変えたお話を。

私は、新社会人として株式会社リクルートでスタートを切り、3年間お世話になりましたが、今から思えば、リクルート時代のすべてが、今、こうして会社を経営する上での教科書でした。

わずか3年間ですよ。

リクルートは、別名、社長育成会社とも呼ばれ、優秀な社長にリクルート出身者が多いことからもわかると思います。

断っておきますが、私は、出来の悪い社員でしたから、かかる母集団には入りません(笑)。

それでは、なぜ、リクルートは、優秀な人材を輩出するのでしょうか。

それは、リクルート社員全員がリクルートのDNAを注入されるからだと思います。

出来の悪かった私も、リクルート社員でしたからそのDNAを今でも持っています。

そのDNAとは、創業者の江副さん(リクルート社員は、社長でも、取締役であろうが、「さん」付けで呼ぶ風通しの良い社風があります)の次の言葉です。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

これは、リクルートの現役社員はもとより、出身者であれば、誰でも知っている言葉であり、今でも、仕事をする上でのバイブルとなっております。

私の場合、真空管ビジネスを始めるに当たっては、ありきたりの旧態然とした真空管販売をするつもりはさらさらありませんでした。

当時、真空管業界を知れば知るほど、ユーザの知識不足をいいことに、真空管をブラックボックス扱いして情報を開示しないことが、専門家であるという間違った認識のビジネスモデルを変えなければと

いう思いに駆られていたことを思い出します。

今となっては、弊社のビジネスモデルをオマージュしている真空管業者も散見されますが、胸を張って、弊社が日本で最初に取り組んだのは、つぎの4点です。

(1)保証期間の明確化と保証書の添付

(2)プリ管のゲイン測定と選別マッチの販売

(3)パワー管の測定精度の明示

(4)真空管に対するエージングという概念の導入

これらの4点のヒントは、いずれも「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という言葉に他なりません。

どうしたら、ユーザにとって胡散臭さの香りがほのかに残る真空管というものを、だれにでもわかりやすく、公明正大にユーザに伝えることができるか、という1点にしぼり考え出された結論なのです。

上記4点が第1期だとすれば、第2期は、つぎのサービスを提供したときとなります。

(1)バイアス調整が不要になるバイアスフリー倶楽部

(2)プリ管とパワー管との組み合わせによる真空管の聴き比べコンテンツ SOUND BAR

さらに、第3期として、真空管の良さをユーザの皆様のお伝えする真空管聴き比べセミナーをスタートさせたばかりで、私の真空管ビジネスモデルはどんどん進化を遂げております。

おとなしく、真空管だけ売っていれば良いなんていうこともおっしゃる方もいますが、それじゃあ、つまらないでしょう。

もっと、もっと、もっと、おもしろいことをこれからも、やって行きますよ。

リクルートOBとしての矜持を胸に。

Good Music!

2011.10.4

(c) 2011 VINTAGE SOUND

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パワー管交換の前に見て下さい。

オーダーメイドの「真空管選び

10/23開催のギタリストのための真空管聴き比べセミナー 残り3席です。




10/23開催のギタリストのための真空管聴き比べセミナー 残り3席です。

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。

つぎの日曜日の10月23日にギタリストのための真空管聴き比べセミナーをスタジオノア 東京 中野 野方店で開催します。

今回は、少数精鋭ということで、20名様かぎりの13時-15時の1回のみのセミナーです。

パワー管6L6系の聴き比べをします。

キャンセルが出たため、いまのところ、3席に空きがあります。

本当に滅多にない機会で、しかも無料ですので是非ご参加ください。

セミナーのお申し込みはこちら

前回のセミナーの様子はこちら

Good Music!

2011.10.21

(c) 2011 VINTAGE SOUND

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パワー管交換の前に見て下さい。

オーダーメイドの「真空管選び

次回11/23は、Marshallでギタリストのための真空管聴き比べセミナーを開催します。




次回11/23は、Marshallでギタリストのための真空管聴き比べセミナーを開催します。 

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。

明日は、真空管聴き比べセミナーをスタジオノア 東京 中野 野方店で開催します。

参加者の皆様とお会いできることを楽しみにしております。

2回連続参加の方も5名ほどいらっしゃるので、飽きないコンテンツをご用意しております。

さて、気になる次回は、11月23日(水)の祝日にスタジオノア 東京 高田馬場店で開催することが決定しましたので、早めの告知と参加者募集をしたいと思います。

次回の目玉は、なんといっても、同スタジオに常設されているMarshallアンプを使ってのEL34系の聴き比べです。

もちろん、荒川店長に許可をいただいておりますので、私がバイアス調整を実演しながら、持ち込みのEL34系やプリ管を次々に交換して、聴き比べをやろうという趣旨です。

愛好者が多いMarshallで、しかも正真正銘の常設アンプをどこまでサウンド改善できるかを身をもって体験できるのです。

次回も無料ですが、今のところ、先着20名様とさせていただきます。

今から申し込みできますので、興味のあるかたはつぎのリンクからどうぞ

11月23日 Marshallアンプの聴き比べセミナーのお申し込みはこちら

前回のセミナーの様子はこちら

Good Music!

2011.10.22

(c) 2011 VINTAGE SOUND

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